作り方 |
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<水菜と薄揚げの煮物> |
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1. |
水菜1束は水洗いし、4〜5cm長さに切っておく。薄揚げ2枚は熱湯をかけて油抜きし、小口から7〜8mm幅にきる。
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2. |
鍋に出し汁カップ2を入れて煮立て、砂糖大さじ2、淡口醤油大さじ3+1/2、塩小さじ1/3を入れて、薄揚げと水菜を加えてサッと煮て仕上げる。
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<水菜の辛子醤油和え>
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1. |
水菜1束は塩ゆでし、水にとって水けをきり、4cm長さに切る。
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2. |
ボウルに醤油大さじ3、砂糖大さじ1、練り辛子大さじ1/2を入れてよく混ぜて辛子醤油を作り、その中に水菜を入れて和えて器に盛り、上に白炒りごま大さじ1のあらく刻んだものを飾る。
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素材の知識「水菜」 |
☆ |
「水菜」
京菜といえば頭に浮かぶのが水菜と壬生菜である。これらはどんな素材とも合う万能野菜である。その上に肌も美しくするというので、人気の高い京野菜と言える。
露地ものの収穫はこれからで、特徴は数え切れないほど細い茎がびっしりと集まった株と深く切れ込みの入ったギザギザの葉である。
最近は大株作りより、早期に収穫できる小株出荷が増えているといわれる。
シャキシャキとした歯ざわりが水菜のよさで、漬物、煮物、和え物、お浸し、炒め物、鍋料理などが楽しめる。また、最近では生に近い食べ方が流行。それは刺身のケン代わりや、サラダの彩りとして食べられ、歯ざわりの良さが大人気である。
選ぶときは葉に張りがあり、茎の白いものを選んで、早めに使いきること。
栄養面ではビタミンCやEを多く含んでいるので、細胞の老化防止や活性酵素の生成を抑える働きがあるといわれる。
また、風邪予防などにも強い味方と聞かされている。そう思うと京の厳しい寒さを乗り越えるには、こんな水菜が必要なのかもしれない。
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